このブログをご覧のみなさん、こんにちは。
Team Foundation Service Preview を試すに至った発端
それは以下の Tweet1 とそれへの[長沢@tomohn さん][2]からの mention です。
@changeworlds TFSでいいのかと。webで算出もできますし。試すなら、 http://t.co/4G1pHFAg でさっさとできますー。
— 長沢 智治|PSM / PSPO / PSK / SPS / CSM (@tnagasawa) August 31, 2012
- Redmine
- Backlogs プラグインを使うことで対応可能(らしい)
- [RedmineのBacklogsプラグインを使ってみた – かおるんダイアリー][2]
- JIRA
- 公式ページでバックログライクな使い方をしているので、機能が多分ある
- [Tame Your Product Backlog with Scrum | Atlassian][3]
現状
どうして上記の様なことを悩んでいるかと言うと、私のサポートしているスクラムチーム1は以下の状況でした。
- 日本と海外の分散開発
- プロダクトオーナー(以下 PO と記載)とスクラムマスターは日本、開発チームは海外
- JIRA でタスクを管理している
- 開発チームのローカル環境にはホワイトボードがあり、PO との情報共有の為に JIRA にも同じ情報を記載している
- Excel ファイルで別途プロダクトバックログアイテム(以下 PBI と記載)を作成し、Subversion(以下 SVN と記載)で管理している
JIRA でストーリーの優先度を一意にソートする方法について分かる者が誰もおらず、質問してみたところ「plugin 書け」という回答だったので、この様な運用をしています。Excel なので、PO の人も問題なく使える反面、以下の問題が起こっており、ふりかえりの際に何度か課題(Problem)としてあがっていました。
- PBI でコンフリクトが起こった際にデグレードが頻発する
- 毎日 SVN から最新の PBI を取得していない
Problem: PBI でコンフリクトが起こった際にデグレードが頻発する
何故かというと、SVN の操作に不慣れな方がコンフリクト時に
- 自分の編集したファイルを別名で保存する
- SVN から最新の PBI を取得する
- 自分の編集した部分を 2. で取得したファイルに反映する
というステップを踏んで更新が出来ていなかった為です。更新内容から見ると、ステップを無視しているわけではなく、ステップを踏んでいるけど、3. の部分で他人の更新部分を上書きしてしまったりしている様でした。
何度かカイゼンするために Try してみたものの、頻度は落ちるものの、発生しており、抜本的には解決出来ていませんでした。これらが試用の結果、カイゼンできればと考えています。
Problem: 毎日 SVN から最新の PBI を取得していない
何故かというと、海外の開発チームの通信環境・速度に問題があり、1 日に数回しか最新のPBIを取得しておらず、そこで認識の齟齬が発生していました。
何度かカイゼンするために Try してみたものの、通信環境・速度をカイゼンすることはチーム外の要因で出来ませんでした。結局、海外の開発チームの意識(都度最新を取得する様にする)に期待する状況で、こちらも抜本的には解決出来ていませんでした。
今後
試用した結果どう変わったのかについては結果が分かり次第、blog に書きます。
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Redmine、JIRA ではストーリーの優先度を一意にソートする方法がある [2]: https://twitter.com/tomohn [3]: http://d.hatena.ne.jp/kaorun55/20110426/1303830125 [4]: http://www.atlassian.com/ja/software/greenhopper/overview/scrum ↩︎