開発能力よりも情報収集能力が求められてしまっている!

開発能力よりも情報収集能力が求められてしまっている!

Created by エバンジェリスト長沢智治

何度も長沢(@tomohn)さんの講演を聞いた内容を自分なりに理解し、実践してきている。今回はそんな長沢(@tomohn)さんの講演で聞いた状況の一つ。

開発能力よりも情報収集能力が求められてしまっている!=本業に集中できていない

である。

経緯

  • 社内でJIRAを評価するにあたり、JIRAはMacだと技術サポートがないので仮想マシンのLinux上に入れて評価してと言われる
  • 「社内のAWSの使い方はWikiに書いてあるからWiki見て」と言われる

実際のフロー

  • WikiをAWSで検索すると大量にヒットする
  • ヒットしたいくつかの文章を見るが、
    • 使用用途が異なる
    • 「ここから下は全部古い」と書かれている
    • などどれが最新の正しい情報か分からない
  • Wiki見たけど分からんと再度聞き、簡単な手順書いてあるからこれ見ろと言われる
  • 手順上でなぜかVagrantが必要になるが、社内で利用が許可されているアプリケーションソフトウェア一覧にVagrantが記載されていない
  • Vagrantの利用の許可をもらい、利用が許可されているアプリケーションソフトウェア一覧にVagrantを追加する
  • Vagrantインストール後に手順に記載されているコマンド実行でエラーが大量に出る
  • ぐぐってエラーの対応する
  • ここまででかなりの時間を使う
  • 「仮想マシンを構築するだけでこれ以上まだまだ手間かけないといけないのか?」と疑問に思う
  • 自腹切ればこんな面倒な手間要らないじゃんと腹くくる
  • AWSの個人アカウント作成を作ろうとする
  • AWSの個人アカウント作成で以下のエラーフローに入り、先に進めなくなる
    • アカウント作成のフローの途中にある電話へのPIN送信時にエラーが出る
    • カスタマサポートに連絡しろと出る
    • ぐぐってカスタマーサポートの連絡フォームに内容を入力して送信する
    • エラーと出て送信できない
    • 困った際は右下のフィードバックを表示される
    • フィードバックからもエラーで、対応不能
  • Azureの個人アカウントで仮想マシン作成
  • すぐに終わる=>AWSクソ! Azureでいいじゃん!

こういった状況は「yak shaving」と言うそうだ。これは「ある問題(=今回なら仮想マシンの構築)を解こうと思ったら別の問題(=今回なら社内のAWSの使い方をWikiで調べる)が出てきて、それを解こうと思ったらさらに別の問題(=今回ならVagrantインストール)が出てきて…」ということが延々と続く状況を表しているものだ。

長沢(@tomohn)さんの講演スライド

Wikiには書いてあるのは事実なのだが、その情報を収集する情報収集能力が求められてしまっている、という状況に陥っている。こんな状況を打破するのはALMのツール群なので、どうにか改善したい。