『第3回 Scrum Masters Night 』に参加しました #smn2014

2014/5/29に渋谷のDeNAさんの会場で開催された第3回 Scrum Masters Nightに参加しました。

Scrum Masters Nightとは?

Scrum Masterのみんなの悩み共有、解決へのいとぐちを会社の垣根を超えて解決しよう!そしてコネクションを広げよう!という趣旨のイベント

だそうです。

アジェンダ

  • 全体説明・注意事項
    • アイスブレイク
    • テーマ発表:※話したいテーマがある方にどんな内容か発表していただきます→場所が足りない場合は、投票制
    • ディスカッション
    • 全体シェア
  • その場で軽い懇親会

テーマ提案

テーマは以下が参加者から出されました1

  • 開発規模の小さいタスクにスクラムは適用できるか?
  • スクラムマスターを組織に評価させるには
  • アジャイル何それ?なチーム、組織にスクラムマスターが1人。さて、何をする?
  • 30〜50人のプロダクトのスクラムスケーリングについて
  • 他4つほど…。

自分は『スクラムマスターを組織に評価させるには』のテーマのファシリテーターを担当しました。

スクラムマスターを組織に評価させるにはに関するディスカッション

Problem出し

テーマを出した方はプロダクトオーナーの立場の方で、「4チーム見ていて、大変だと思ったら、スクラムマスターがストーリーはどの順にすれば良いのか?とかどのストーリーが優先度高いのかとか決めてくれて、助かっている。助かっているが、あまり組織で評価されていないので、このテーマを出した」のだそうです。

  • Problem
    • 定量的に評価される指標がない
    • SMは明確じゃない
    • SMは雑用係だから
    • Scrumはチーム評価。では人事考課は?
    • Scrumやったからといってどう評価するの?
    • 評価軸として何がある? チームの満足度?

これら課題が出されたので、1つ1つ案を参加者に問いかけることで出していきました。

案出し

  • 従来のマネジャーの指標が使えるのではないか?
    • うちのマネージャーは売り上げ目標を持っているので、SMとは違う
  • エンジニアの頃は障害何件減らしたとかでわかり易かった
  • そもそもアジャイルの評価は浸透しているのか?
    • 会社によるのではないか?
  • エンジニアは行動特性で評価し易い。でもSMは?
    • チームから評価してもらってはどうか?
      • チームからの評価だと、チームの自己組織化を阻んでも手助けすることが評価されてしまうのではないか?
      • もし、評価軸などがないのであれば、評価者とこれこれこういうことをすると目標などをネゴればよいのではないか?
  • “見える化”は大事な評価軸ではないか?
  • 横展開も評価できるのでは?

まとめ

  • スクラムマスターの評価軸がその組織内にないので、評価者と目標について交渉する
  • 目標としてあげるものとしては“見える化”や横展開などスクラムマスターとしての特性に沿ったものとし、チームの自己組織化を阻む行為は評価から外す必要がある

全体の感想

Scrum Masterのみんなの悩み共有、解決へのいとぐちを会社の垣根を超えて解決しよう!そしてコネクションを広げよう!という趣旨のイベント

となっていますが、全体的にスクラムマスターの人以外の参加者の方が多い感じです。そのため、何か悩みを抱えているのであれば、このイベントに参加してみると良いと思います。これ以外にも、一般社団法人「アジャイルチームを支える会」というのもあるので、色々困っている人はこのようなイベントや集まりに参加すると良いと思います。

ファシリテーターをして気付いたのは、なかなか固定観念から抜け出せないのだなという点です。

『評価軸がないのであれば、評価者とお互いに目標などをネゴるしかないのでは?』というのは評価軸がない状況に置かれれば当然のように思えますが、多くの人が評価軸は会社が決めるもので、自分たちで決めるものではないという固定観念を持っていたようです。その固定観念をディスカッションの場で崩す手伝いをできたのは良い経験でした。

さて、今回もイベント参加できて、ファシリテーター経験など色々得るものが多かったです。参加者の皆さん、主催者の皆さん、ありがとうございました。


  1. 撮影失念