驚異的な生産性を発揮するたったひとつの冴えたやりかたの結果 #tfsug

前回は『驚異的な生産性を発揮するたったひとつの冴えたやりかた』のやり方の基本について説明しました。今回は前回予告した通り、実際の生産性の比較結果を記載します。

さて、『生産性』と一口に言っても色々な解釈があります。そのため、今回は観点毎に記載していきます。

『生産性』=決められた時間内に実施した作業時間の量の場合

Trelloを使っていた頃、普段の仕事のペースと同じように期間を決めていました。

Trelloの頃

Trelloを使ってTodo管理をしていた頃の英語の勉強時間は週に1時間10分(=70分)でした。

直近の勉強時間

一方で、Team Foundation ServiceにTodo管理を変えた後の直近の英語の勉強時間は31時間(=1860分)です。直近の場合、その週毎の揺らぎもあるので、少し前の週の英語の勉強時間を見てみましょう。

過去7週間の勉強時間

過去7週間の勉強時間を見ても31時間というのが異常値で飛び抜けているものというわけではなさそうです。

1週間という決められた時間内に実施した英語の勉強時間を比較すると、31時間/1時間10分≒27となります。つまり、『決められた時間内に実施した作業時間の量』での生産性の比較だと約27倍になっていることが分かります。

はい、どうみてもやり過ぎですね。自分もこんなに毎週英語の勉強していることに驚いています。元々の発言した5月頃だとだいたい10倍くらいだったんですが、あらためてみて驚きました。

『生産性』=決められた時間内に消化したストーリーポイントの量(=ベロシティ)の場合

決められた時間内に実施した作業時間の量だと『何を生産していると言うんだ!』という見方もあると思います。そこで、スクラムで開発をしている人には馴染み深い決められた時間内に消化したストーリーポイントの量、所謂ベロシティで生産性を比較しようと思います。

よくストーリーポイント、正確にはベロシティでチームの生産性を比較してはいけないと言われますが、今回は過去の自分と現在の自分を比較であり、基準となるストーリーが同一のために比較が可能なだけですので、その点、留意してください。

Trelloの頃のベロシティ

TrelloはTodoのカンバン形式なので、スクラムの各やることにストーリーポイントを振りません。そこで、Team Foundation Serviceに切り替えた直後のスプリント1=Trelloの頃のベロシティとしました。Effortというのが所謂ストーリーポイントですので、この頃のベロシティは5+1の6になります。また、この頃は2週間スプリントにしていました。

直近のベロシティ

一方、Team Foundation Serviceの直近のベロシティは1+7+2+7+5+4.5=26.5になります。また、右上を見てもらえれば分かりますが、これは1週間スプリントでのベロシティになります。こちらも先程同様に少し前の週のベロシティを見てみましょう。

過去4週間のベロシティ

過去4週間のベロシティを見ても26.5というのが異常値で飛び抜けているものというわけではなさそうです。スプリント29は今週のスプリントでまだ途中なのでここで表示されている11というベロシティは途中のものになります。

最初の頃は2週間スプリントだったので、1週間という決められた時間内に消化したストーリーポイントの量を比較すると、26.5/31≒9となります。つまり、『決められた時間内のベロシティ』での生産性の比較だと約9倍になっていることが分かります。

こちらも先程と同様に、元々の発言をした5月頃だと5倍くらいでした。

次回予告

今回TrelloからTeam Foundation Serviceに変えることで驚異的な生産性を発揮したことが実際のデータで分かったと思います。次回はどうして Trelloでは驚異的なまでの生産性を発揮できなかったのにTeam Foundation Serviceだと発揮できたのかについて記載します。


  1. 2週間スプリントでベロシティが6だったので、1週間で考えると半分の3とする