誰でも使えるツールを活用する

このエントリは「ALM Advent Calendar 2012 #TFSUG : ATND」17日目への参加記事になります。

昨日は@yasuohosotaniさんの特定のPCに対してのみTFSの応答が異常に遅くなる – Yasuo’s Notebookでした。

@changeworldsこと、ちぇんわです。今回の記事も技術系の話ではございませんので、予めご容赦ください。

低いハードル(障壁)を活用する

前回、チームが同じツールを使う際にハードル(障壁)が低い方が良いと私自身は考えているという話をしました。Term Foundation Server・Service(以下TFS・TFServiceと記載)はGUIの面で非常にその点に優れていますが、GUI以外にもハードルを低くしてくれている要素があります。

それはExcelと連携出来る点です。

Excel の話題をすると大抵の人が苦虫を噛み潰した様な顔をします。Excel方眼紙に対して、その感情を持つことは十分に理解出来ますが、それだけを取って、Excelを悪く言うのは一面だけを見て判断しているに過ぎません。今の世の中でPCを触る人でExcelを扱えない人は皆無です。Excelで開発チームと良い連携が取れるのであれば、それにこした事はありません。

とは言っても、TFS・TFServiceとExcelを連携させるのはツールに不慣れな人にとって個人的にちょっと負担があると感じています。この点は Microsoftさんに今後カイゼンして欲しい点ではあります。

Microsoft ExcelとTFS・TFServiceを連携させる

まず最初に連携させようとするクライアントPCにVisual Studioがインストールされているか確認してください。インストールされている場合はすぐに連携させることが出来ますが、インストールされていない場合、チームエクスプローラーを最初にインストールする必要があります1。インストールの詳細についてはこちらを参照してください。

Visual Studioやチームエクスプローラーがインストールされると、Microsoft Excelに[チーム]というタブが表示されますので、以下の手順で実行していってください。

  1. Microsoft Excel の [チーム] というタブをクリックします。
    Excelのタブ[チーム]
  2. [新しい一覧]をクリックします。
    Excelのタブ[チーム]から新しい一覧を選択
  3. [チーム プロジェクトへ接続]ダイアログ ボックスが表示されます(既に別経由でTFS・TFServiceに接続していると表示されません)。
  4. [Team Foundation Server の選択]ボックスで、作業項目を取得するチーム プロジェクトを含むサーバーの名前をクリックします、もちろんTFServiceも選択出来ます。
  5. 一覧の中にサーバーが表示されない場合(最初は表示されません)は、[サーバー] をクリックし、[追加] をクリックします。
  6. [Team Foundation Server の名前または URL]ボックスに、接続するサーバー名を入力し、[パス]ボックスや[ポート番号]ボックスに設定内容を記述し、 [OK]をクリックします。
  7. [Team Foundation Server 一覧]に、接続するサーバー名が表示されたら [閉じる]をクリックします。
  8. [チーム プロジェクト コレクション]で、チーム プロジェクトをホストするプロジェクト コレクションの名前をクリックします。
  9. [チーム プロジェクト]で、目的の作業項目を含むチーム プロジェクトの名前をクリックし、[接続] をクリックします。
  10. 作成する作業項目のリストの種類を選択します。例ではProduct Backlogを選択しています。[OK]をクリックします。
    作業する作業項目のリストからクエリリストを選択

これで、指定したサーバーのチームプロジェクトに接続されますので、後は作業項目の取得や作成、変更をExcelで行うことが出来る様になります。

Excelから作業項目を変更

Webからも作業項目の作成、変更することは出来ますが、一度に複数の作業項目を変更する場合はWebからよりもExcelから行った方が簡単ですので、作業項目を大量に更新するツールに不慣れな人がチームに居られる場合は上記を試してみてください。Visual Studioやチームエクスプローラーのインストールから連携開始部分まではあまり簡単ではないので、フォローしてあげた方がスムーズに出来ると思います。

明日は@matsukawarさんです。よろしくおねがいします。


  1. ここがツールに不慣れな人にとって個人的にちょっと負担があると感じている点です。Excel から必要であれば Add-on 形式でインストール出来る様になるとツールに不慣れな人にとって、負担が減ると思います。